ニワカアメ

主に 三次元のことを 適当に なんとやら

ピュアハート2012

掃除をしていた。ら、引き出しの中からDVDが出てきた。

「PURE HEART 2012」と書かれてある。

ゆずの輪FC継続特典で送られてきたものだ。ゆずの輪は、一年継続する毎に特典がある。最近はなんだかFCイベントの様子を収録したDVDが多い気がする。この2012の次の年は、十五周年でハワイでやった記念イベントの様子だった。

ハワイの方は見たのだけれど、ピュアハートの方は一度も見ないまま仕舞いっぱなしになっていた。それが目に止まった。

何故見ないまま放置していたかというと、なんだか得体が知れないというか、もしかしたらしらけちゃうかもな、という恐れがあったからだ。

このピュアハート2012、正式タイトルをそのまま書くと「ゆずと行く親子(祖父母と孫)限定の旅 今日なら言えるかもピュアハート2012」だ。

「親子限定」、「今日なら言えるかも」

このキーワードだけでイベントの趣旨はだいたい分かる。

分かるんだけど、そしてこの趣旨をどうこう言うつもりはないんだけど、この手のテーマは扱いが非常に難しい(と個人的に思ってる)。

狙いすぎても引いてしまうし、かといってもドライすぎても反応に困る。

しかもこれはFCの特典でありゆずが好きな人々がこれを見るのであって、その視点で見るとどうも体がムズムズして微妙な空気で終わるような気がしてとりあえず仕舞ってそのままになっていた。そのまますっかり忘れてた。

だけどもう受け取って二年経っているしちょうど良い機会だから見てみるかなーと、そんな軽い気持ちで今回DVDを再生してみた。

再生ボタンを押すとしばらくして流れてくる軽快なメロディー。初めて聞いたけどこれはきっとゆずが作ったに違いないと確信。ちょっと聞くと「……北川の……」と聞き取れる。更に続く、「事務所は代官山」「社長は稲葉」……あっそうかこれが話に聞いたことがあるゆずの輪歌か!

こんな曲だったんか〜〜、なんて思いながら見続ける。ゆずと、司会者の四人が映って、軽くイベントの説明。

親子、もしくは祖父母と孫、が普段言えないような感謝の言葉をこの機会に言おうじゃないか!

まあタイトルからしてそんな感じだよなぁ。

会場は横浜の中華屋さん。バスツアーを終えてやってきた参加者の皆さんと肉まん、餃子を手作りしてお昼ごはんを食べる。その後二人くらいが代表して手紙を読んで、最後にゆずの歌披露と。そんな流れでしたが。

この手紙が予想以上に良かった!!!!!!

一通目はお父さんへ、娘さんからの手紙

二通目は高校球児が、三年間支えてくれたお母さんへ向けた手紙

普通に良かった……

過剰でもなく、不足もしていない調度良い感じ。ゆずは全組の手紙の内容を読んでるみたいだから、ある程度ちゃんと選んでたんであろうと想像。

FCイベントは寄り過ぎても離れすぎてもいけない。適度な距離を保って満足してもらうことが肝要だと思っとります。

そこらへんがパッケージとしてきちんと成立していた。参加者だけが楽しいのではなく、その他の人も見て一定ライン楽しめるようになっていたのが良かったです。期待以上!

さてそろそろ私もゆずの輪更新の時期が近付いてきてますが、今年の特典はなんですかね……?