リサイタル感想
あとちょっとでリサイタルも終わりますね!
アルバム発売&ツアーも楽しみです……当たるといいな!
というわけで今更ですがリサイタル@長野の感想を。
8/9(日)の昼公演に行きました。
土曜日公演で、会場までのバスが長蛇の列だとか夜公演後に終電が無くなって駅で夜を過ごした人達がいる等と界隈がザワつき、大丈夫かいなと心配もありましたが、深刻なトラブルは無く、良かったです。
以下、個々の曲についてはあまり触れませんがネタバレもあるので注意。
全体としては、∞祭+十祭の縮小版。目新しいこと、ていうか関ジャニとしてファンに関ジャニの未来を提示してくれるものはなかったなぁ、っていうのが正直な感想です。
ジャニーズメドレー、企画ゲーム、お近づきメドレー、どれを取ってもあ、コレ見たことあるわ……みたいな既視感が。
でも他のブログで「東京とか大阪とか今まで都市でしかやってこなかったことを各地方で見せたかったんじゃないか」という意見を読んでちょっと納得した部分もあり。全部じゃないけど。
ただ、そんなモヤモヤがある中で改めて感じた関ジャニの「パロ力」はすごいなぁとも思いました。
今、こんな風に先輩後輩グループの曲を歌えるのは関ジャニだけなんじゃなかろうか。
彼等が歌うと「カバー」じゃなくて「パロディ」に見えるんだよねぇ。そこが面白い。
これが関ジャニの武器として発見されたのは十祭でした。あの時はお祭り騒ぎの一環としてのジャニーズメドレーでした。十周年で改めてジャニーズを振り返るというコンセプトもありつつ、関ジャニのライブで他のグループを歌ったら面白いんじゃないか、っていう、そんな気負いの無く決めたセトリだったように見えます。
それが、予想以上にハマった。
新しい関ジャニ運営には、どうにも焼き直しの癖があるんじゃないでしょうか。
ジャニーズメドレー(十祭)→ジャニーズメドレー(リサイタル)
A・RA・SHIの村上さんのラップ(十祭)→それを踏まえた村上さんソロ曲(関ジャニズム)
ソロ曲シャッフル(十祭)→過去のソロ曲披露(関ジャニズム)
確かにこれらは関ジャニの武器。だけど武器は武器でも飛び道具なんでそんな連発すれば魅力が減るばかりだ、と言いたい!
お近づきメドレーに関しては……私が近さとかファンサを余り重視してなかったこともあって、関ジャニがやりたいと言ってファンに近づいた結果としての楽しさにはピンと来ませんでした。
アリーナ通路側の席で、安田さんとすばるさんのトロッコが隣の通路を通ったときは史上最高の近さにいたんですけど、うあーーーー!!近い!!!この人達ちゃんと存在してたんだ!!!っていう瞬間的な興奮はあったけど、それがライブにおける一番の楽しさかっていうと、私は違う。
だから、そこは残念でした。小さいキャパでどれだけ近づけるかよりも、ドームクラスで遠くの人も全力で楽しめるライブをどう作るかを考えて欲しかったよ。
せっかくのライブなのにネガティブなことを書くのは嫌ですね。でも全然楽しくなかった訳でもないのです。むしろ楽しかったからこそ余計に残念。
特に今回は全滅の方も多く、行けるだけで幸せでしょ、ってレベルだからこそなおさら。
まぁ、これはただの一個人の感想で、リサイタルが失敗だった訳では絶対にありません。私の価値観とズレがあっただけの話です。
エンターテイメントに正解も不正解も無い!!個人の好みの問題だ!!を信条にやっとります!!
兎に角、こっからが正念場だぞ関ジャニ∞!
グループとして何を目指し、どう成長していくのか。楽しみです!!
最後に、ちょっとだけ、蛇足。
曲について。
ジャニーズメドレーのナポリタンおかわり無双はバカみたいに面白かった!
ああいう男子校めいたバカ笑いが関ジャニには似合いますね……!
ただ、お腹いっぱいでも止められないおかわりにも限度があるからそこは注意な!
あと『言ったじゃないか』がひっじょーに良かったです。
あれ、すごい難しい曲だと思うのですよ……。特にAメロBメロ、「〜〜言ったじゃないか」のとこ。基本同じフレーズの繰り返しだし、譜割りがゆったりで盛り上がりどころを作るのが難しい!いや音楽素人の感想ですが。
関ジャニズム@札幌で初めて生で聞いた時に感じたちょっと歌を持て余してる感がさっぱりなくなり、立派に歌いこなしておりました。
いやー、上手くなったな!今回のセトリで一番感動したとこです。